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V60T−6エンジンオイル漏れ

2019年11月30日

どうもです!谷口です。<(_ _)>

今日で11月も終了。

数日前から急に寒さが増しています。

インフルエンザも猛威を振るっているようですし、

皆様お気を付けくださいね(;^ω^)

 

今回もオイル漏れなのですが、V60 T−6です。

6気筒エンジンのタイプですね。

B6304Tと言われるエンジンです。

先ずは画像をご覧ください。

オイルが溜まっているのがお分かり頂けますでしょうか?

ちょうど照明が強く当たっている部分に茶色の液体が見えます。

これが漏れたエンジンオイルなんです。

狭い場所を撮影しているのでイマイチわかり難いでしょうが、

オイル溜まりになっている部分はミッション上面なんですよね。

全体にご覧いただくことが出来ればかなり酷い漏れなんですが、

とにかく狭いエンジンルームに無理やり6気筒を詰め込んだような

状態なので、本当に写真を撮るのが困難なんですよね。(;´Д`A ```

漏れているのはこの部品。

ブレーキのバキュームメカニカルポンプです。

1.6エンジンなんかも漏れますが、ここからは本当に大量に漏れます。

ポンプを外すとこんな感じです。

オイルが垂れているところから実際に漏れています。

そして、実際にポンプからも漏れています。

必要な部品はシールキットとして改良されたものが出されています。

最初に付いていたシールとは形状の材質も変わっていますよ。

1.6エンジンでは変更されたシールなんでしょう。

ポンプから直接漏れることは殆どありません。

どちらかと言えば取り付け部分のガスケットが原因です。

今回の6気筒バージョンでは取り付け部もOリングなんです。

このOリングの形状も変わっています。

最初のはわざわざ断面を三角形にして密着と密閉を良くしようとしたのでしょうが、

これがダメだったようですね。(;´Д`)

改良版はただのOリングになっています。

やっぱり余計なことせずにシンプルな方が良いのでしょうね。

このOリングキットの交換自体はそれなりでよいのですが、

漏れてたオイルの洗浄に時間が掛かります。(-_-;)

 

キレイに出来たと思います。(^^♪

実際は、ここだけじゃないですからね・・・

ミッション全体がベタベタですし、エンジンの側面にも流れ込んで

熱が掛かって本当に簡単には落ちてくれないんですよね。(;^ω^)

 

それから、今回はトルクアームも交換しました。

完全にブッシュが切れて剥離しているでしょ、

そもそもトルクアームはエンジンとミッションの傾きを制限するもので

駆動が掛かった時に必要以上にエンジンが傾かないように支えています。

これが弱っているとアクセルを踏みこんだりしたときに

ワンテンポ加速が遅れたりします。

レスポンスが悪くなってしまうんですね。

 

そして次はスロットルバルブです。

半分だけ洗浄してみました。

これだと違いが良くお分かり頂けるでしょう。

こんなにも汚れるですよ。(;^ω^)

実は、この汚れですが、まだマシな方です。

酷いのは厚みがあります。

なかなかお目に掛かりませんが、たまにあります。

そんなのはアイドリングに不調がみられますが、

今回の汚れはその下地となって汚れが非常に付着し易い状況を作ります。

このくらいであればアイドリングの補正も許容範囲内で異常は見られません。

でも、こんな感じで汚れは溜まっていくので定期的な洗浄が必要です。

洗浄すればキレイになりますが、この状態を維持する事は出来ません。

使っていればキッチンの換気扇が油で汚れていくように

どうしても汚れていくんですよね。

このあと、リヤブレーキも交換させて頂いたのですが事件が起こります。

これはまた次回に・・・(;^ω^)

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