
タイミングベルトテンショナーの組み間違い発見
2026年04月25日
どうもです!
車検でご入庫頂いたディーゼルエンジン車です。
オーナー様からもご依頼がありましたが、
過走行でタイミングベルトなどの交換が必要でした。
そして、その作業をするべく分解を開始したのですが・・・
ベルトを外す前に位置を調整してから、テンショナーと言われる、
ベルトにテンションを掛けて緩みが出ないようにしている
部品を緩める必要があります。
これでベルトを外すことが出来るのですが、
この時点で本来あるものが目に入って来ませんでした。

画像の上側がベルトの通し方図で、
その赤丸がテンショナープーリーです。
画像の下側イラストがそのテンショナープーリーの調整を
記載したものとなるのですが、
通常見える赤丸の目印部分がありません。
タイミングベルトを各プーリーを通したのちに、
このテンショナープーリーで張り調整を下のイラストのように
する必要があるのですが、なぜかこれが見当たらない・・・
実際に点検時点で一度タイミングベルトを外した形跡があるのは
しっていました。
恐らくですが、車両がまだ新車に近い状態でクランクオイルシール
からのオイル漏れがあって、シール部分を新品に交換したのだと
思いました。
よくある内容です。
テンショナープーリーの目印が見えずとも外さなくてはなりません。
そして外してみると・・・

組み込む際に無理やり組んだようで、完全に破損していました。
テンションを掛ける為に固定される箇所が真っ二つです。
破損個所が脱落してベルトに絡まないで今まで無事だったことが
奇跡みたいなもんですよ。( ̄▽ ̄;)
テンショナーはベルトの伸び幅を自動で調整してくれるように
かなり強いバネが入っています。
画像のような状態ですと、支点部分が割れてますから・・・
もちろんバネは全く働かない訳です。
通常ならベルトも伸びて、
あっ!もちろんベルトは伸びていました。
テンショナーがこのような状態ですから、もの凄い
テンションを掛けてベルトが装着されていたんですよね。
かなりキツク張られた状態でしたので、外れる事は無かったようです。
若干のズレは燃料ポンプで帳尻合わせ出来るので、
今回新品を組み込んだ時には新車時に元々止めてあったであろう
締め付け跡の位置に戻ったようです。
交換前は随分ズレた位置で固定してありました。
いやぁ、こんな事は初めてでした。
結構な距離を走行されていましたが、何事もなくてよかったですね。
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