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ラジエーターホース割れです。

2023年04月30日

どうもです!

エンジンの水漏れ修理の内容となります。

走行中にエンジンルームから立ち上る煙!

実は冷却水の蒸気でした。

エンジン冷却系統の水が一気に出てしまった感じです。

オーナー様は本当にビックリされたそうです。

 

車両はV50の5気筒エンジンです。

結果からお伝えしますと、ラジエーターホースが破損していました。

こちらがその画像です。

どうなってるの?って思われたかもしれませんが、

三又に分岐された箇所には樹脂が使用されています。

この部分が破損して水漏れを起こしました。

上の画像は同じホースの別の部分です。

割れていなければこのような形状をしています。

これも良く見ると亀裂が入っていますね。

構造的には二重構造になっています。

ホースを直接分岐する樹脂とホースを接続して、

その上から今回割れた部分が溶着されているような仕組みです。

経年劣化に至るまでに熱と膨張、収縮を繰り返し

亀裂が入って来ていたのだと思います。

画像の部分だけご覧になられていると分からないと思いますが、

実はこのホース。

とても大きくて、このような形状をしています。

どうですか?もう、ちょっと見ただけで高そうだなぁ・・・

もうそう感じてしまいますよね。

実際ちょっと高額なので漏れてもいない状態で交換してください。

とは、ならないんですよね。

しかもV50の5気筒エンジンでこのホースを目視するのも困難です。

エンジンルームを除いても全く見えませんし、

車両をリフトアップしてアンダーカバーを外しても、見えません。

エアークリーナーボックスの裏側に位置しています。

交換も全部バラシての作業が必要です。

こちらの新品に交換致しました。

このような継ぎ手のあるホースが増えてるんですよね。

昔なら継ぎ手部分は全てホースバンドでホースも別々でしたが、

現在はこのようなホースバンドの無い分岐されたホースとなっています。

新車登録から10年以上経過して冷却水の水漏れが何処かで起こった場合、

その時にホースから漏れていなくても、このような事が後に起こる可能性があります。

定期的に点検されていても、電装部品や目に見えない部分での劣化は分かりません。

言い出すとタイミングベルトみたいに全ての部品を定期交換しないといけなくなります。

走行距離が少ない状態でも経年的な劣化は進みます。

そのことを踏まえて車齢が進んだお車はメンテナンスの事も考えて

大切にお乗りくださいね。

修理、メンテナンスのご相談もお待ちしております。

 

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