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現在の車種ほどバッテリーが大切です。

2019年07月26日

どうもです!谷口です。<(_ _)>

 

梅雨明けと同時に暑くなりましたが、台風が迫っております。

今日の深夜にでも紀伊半島に上陸するような予報も出ています。

皆様ご注意くださいませ。

 

今回はちょっと電気のお話です。

今ではアイドリングストップやサブバッテリーが搭載された車が

当たり前になっていますね。

あまり皆さんはご存知でないかもしれませんね。(;^ω^)

 

発電や電気の供給のシステムなども以前のものとは違っています。

発電方法は相変わらず三相交流のオルタネーターを使っていますが、

今まではエンジンが掛かっていれば常に発電をしていたような感じで

作動していました。

現在では走行中に発電を止めたりします。

何故発電を止めたいのか?これが大事なところですよ。

オルタネーターを回せば電気を作り出すことが出来ます。

中身はコイルと電磁石。

電磁石の磁力を強くすればより多くの電気を得ることが出来ます。

でも磁力を強くすれば、それだけ回すのも重くなります。(;´Д`)

重くなると云うことは、エンジンに負荷が掛かると云うことです。

 

皆様が経験する一番分かり易いエンジンに負荷が掛かるときってコレです。

アイドリング中にATのシフトレンジをPからDに入れたとき!

エンジンの回転が落ちますよね。

前進するために駆動を与えているのにブレーキを踏んで止めているから

エンジンの回転に負荷が掛かってエンジンの回転が落ちているんです。

そして回転の落ち込みを補うため今度はエンジン回転を上げに掛かります。

余計な燃料が追加で必要になります。

この時、この時にオルタネーターでの発電を停止して元の回転数に戻れば

エンジンへの負担を取り除いた事になりますよね。

燃料の追加も必要に成ります。

実際はアイドリングで発電を停止するようなことはしませんが、

これくらい発電で負荷が掛かっている、力が奪われているということなんです。

 

車は、オルタネーターからの電源供給によりエンジンが作動しています。

エンジンの点火プラグの電気なんかもそうですので、オルタネーターを

停止すると電圧が一気に低下してしまいバッテリーの持つ電圧になります。

約2ボルトほど下がるんです。

オルタネーター発電中の車両電圧は約14ボルトなんですよ。

皆様がご存知なのがバッテリーなどの12ボルトでしょうが、

実はバッテリーも状態の良いものは12.6ボルト以上あります。

本来は16ボルトぐらいが一番良好だとされています。

ただバッテリーの許容範囲がありますのでね。こんな感じになっています。

 

通常は発電を停止すればエンジンの出力も低下しますが、

現在のエンジンシステムでは発電を停止した時はサブバッテリーが補います。

ですので発電を停止しても出力が低下しません。

即ち発電を停止して負荷がなくなり出力が向上します!素晴らしい。

そんなシステムがFB系V60の登場以降搭載されております。

 

これらの管理を行っているのはセンサーからの信号で制御しているモジュール群ですが、

元になるのはメインで搭載されているバッテリーとサブバッテリーの電圧と電流です。

これらの低下がみられるとこのような制御はしなくなり結果的に出力の低下と燃費の悪化となり現れます。

 

こんなことから現在の車両のほうがバッテリーにシビアなのですよ。

アイドリングストップがあまり行われない状況であればバッテリーの交換が必要です。

そして、サブバッテリーも交換が必要になってきているとお考えください。

バッテリーにも種類が御座いますのでバッテリーの交換は

是非、ワンズにご用命くださいませ。

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FAX:072−887−3312