エンジンからの異音^^;
2011年04月17日
「突然、エンジンからカタカタ・・・と、音が出だしました!」
こんなお電話を頂きまして、早速ご来店頂きました。
お車は、850ターボです。
当然乗って来られたので、エンジンは掛かっています。
もう、既にカタカタ・・・・・・・・と、音が聞こえていました^^;
音的には、油圧タペット(ハイドロリックラッシュアジャスター)のオイル抜けのようです。
で、次にエンジンオイル量を確認しました・・・無い!全く無い!!(@_@;)
オイルが無くなってタペットにエアーが混入したんですね。
じゃあ、なぜオイルがなくなったのか?
とにかく、リフトアップです。
車の下は、オイルでベタベタ^^; 洩れ箇所を確認することすら出来ません(>_<)
先ずは、下回りの洗浄ですね。
洗浄後にオイルを足して、なんと4リットル入りました・・・
この状態で洩れ箇所を確認して行きます!
アイドリングでは洩れて来ないようです。
エンジン回転を2000rpm位にしてみると・・・
洩れてきました!ターボのオイルリターンパイプのエンジン側付け根ですね。
この時も、カタカタ・・・・・・・・音はなり続けます!
Oリングが付いているのですが、恐らくヘタリが原因です。
ターボが効くとエンジンの内圧も上昇しますので、噴出したんでしょうね。
ターボ側のガスケットとOリングを交換して、オイル洩れの修理はOK(^_^)v
しかし、このままでは後々良くないんですね。
油圧タペットにエアーが混入してしまってます。
入れたオイルは新油ですから大丈夫!そうなんです。そうなんですが、
オイルラインには、オイルだけじゃないんです。
汚れの固まりも居るんですよ、これが油圧タペットに入れば、ちょっとややこしい事に・・・
音が止まらないかも知れません(>_<)
なので、フラッシングします!オイルの粘度を下げてやる必要があるので、
専用の溶剤を使います!
これで、しばらくアイドリング!5分ぐらいでカタカタは消えました(^_^)v
そのまま30分ほどアイドリングしてエンジンオイルとエレメントを交換して完成です\(^o^)/
ターボ車にお乗りの方は、点検や車検で指摘があれば必ず交換してください!
ニジミぐらいでも、高速道路を走ったりすると、一気に噴射も有りえますよ^^;
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