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またエンジン不調はECM…(;´Д`A ```

2019年11月13日

どうもです!谷口です。<(_ _)>

 

さて、今回ですが…

以前に8B系V70Rの点火不良でECMの基盤チップ不良で

交換して修理しました!ってブログアップしましたが、

また、ECMの不具合が発覚しました。

普通はここを疑うような感じの修理ではなかったんですけどね・・・

車も8B系から比べれば非常に新しい06年モデルのV50。

モデル的には7年差ですが、世代で言えば2世代後の車両です。

ハッキリ言ってしまえば8Bなどのなにも引き継いでおりません。

 

今回のV50は減速時からのエンジンストール…

カッコつけて書いてますが、ようはエンジンが止まります。

前方の信号が赤になったので減速して停止するとエンジンまで停止。

アイドリングストップではありませんよ。(^^ゞ 付いてませんし。

 

再始動はいたって簡単。キーを捻れば直ぐに掛かってくれます。

エラーを確認するとカムシャフトリセットにフューエルパージバルブ。

そしてエアマスのエラーがあります。

どれも同じような症状を発生してエンジンを止める可能性のあるものばかりです。

 

カムシャフトリセットが高回転時の位置で動かなくなると、

アイドリングの維持が難しくなり、エンジンが止まります。

次にフューエルパージバルブですが、夏場ならば顕著に症状が出ますが、

現在のように涼しくなってしまうと症状は治まったりします。

ガソリンタンクで気化したガスとなったガソリンを燃焼させるために

このバルブが閉じたり開いたりして、その時の燃焼状態に合わせて供給して

燃焼させて公害とならないようにしているものです。

壊れて意図しないところでガスを送ると燃料過多となりエンジンが止まることがあります。

最後のエアマスですが、エンジンが燃焼状態にあるときに燃焼に必要な空気の量を計測しているセンサーです。

このセンサーを元に効率のよい燃焼をする為の補正に用いられています。

アクセルを踏んで、ある程度のエンジン回転で走行していると止まりませんが、

不具合の為にエンジンブレーキ中に意図しない補正を掛けてしまった場合に

同じようにエンジンが止まります。

 

なのでどれも同じような症状が起こる可能性があります。

通常はこのような状況ですと部品のセンサーやソレノイドの交換でしょう。

付いている場所も違いますし、リセットすればエラーは消えたりします。

それで部品の交換を試しましたが・・・

残念なことに同じエラーは発生しました。(;´Д`A ```

 

こうなれば徹底的に探究する必要があります。

回路図で確認すると全てがECMで直接制御されています。

ヒューズも同じ位置からのものでしたがこれは問題ありませんでした。

電源は来ていましたし、ヒューズも切れていませんでした。

センサーとソレノイドからECM間のハーネスを確認して問題がないので

ECMかと思い始めます。(-_-;)

3箇所のセンサーとソレノイドの関係性が不明なので調べるために

ECMを開けることにしました。

制御チップが共通していれば間違いないでしょう。

関係のある部分を確認するとビンゴでした。嬉しくはありません。(^^;)

バラバラに配置された部品ですが、一つのチップで制御されています。

チップ交換確定ですが、チップが国内にありません。(;´Д`)

日本のデンソー製ECMですが、国内では使用していないものでした。

取り寄せをお願いして元に戻しました。(^-^;

その後に車両で確認するとエアコンのコンプレッサーも動きません。

ここは追えていませんが、直ることを願っております。

立て続けにECMを開けて点検するとは思ってもいませんでした。(^^ゞ

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